藤正
取扱品目：食器全般
創 業：昭和63年9月
代表者：近藤 孝次郎
住所：佐賀県西松浦郡有田町赤坂丙2351-169
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Address：Saga
■真右ェ門窯
昭和四七年に、初代真右ェ門（真一郎）が当時としては数少なかった大物造りに思いを馳せ真右ェ門窯を築窯。初期においては染付の大物（二尺～三尺高）を造っていましたが、次第に窯変物へと変わってゆきます。特に辰砂との出会いは後の真右ェ門窯に大きな影響をもたらすことになりました。最近では「造りの冴え、釉の妙」をキャチフレーズに、ルビー色の辰砂や結晶釉などの窯変物を中心に、釉薬を巧みに操る釉彩の技法を得意とする窯元です。
■有田町と有田焼
日本の伝統工芸「有田焼」の産地で知られる佐賀県西部の町、有田町にて真右エ門窯は作品を作っております。町土の約7 割は森林や山岳で囲まれ、町西部では棚田という特徴的な稲作地もあり自然豊かな地域です。また、年に一度開催される有田陶器市は全国各地から毎年100 万人の来場者が訪れ、観光地としても有名です。陶器市のメイン会場でもある有田の町並みは国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されその歴史を積み重ねています。有田焼は染付や赤絵といった手描きの器が多い中、真右ェ門窯の作品は釉薬の研究を重ね独自の器たちを創造しており、海外のお客様にも大変好評いただいております。辰砂の深い赤の美しさ、結晶の煌びやかさは日常の中のちょっとした贅沢なひと時にぜひ使って頂きたい器です。
