福顔酒造

銘柄酒：福顔
創　業：明治30年
杜　氏：小野塚 章
住所：新潟県三条市林町1-5-38
ホームページ：http://www.fukugao.jp/

Brand：
Initiation：
Master Brewer：
Address：Niigata

■明治三十年創業

新潟県下田村新屋の出身である小林家は、母なる川「五十嵐川」の伏流水と、その川が育む下田の良質米を用いて、古くから下田村と縁の深い三条市で酒造りを始めました。

創業時、屋号を『宇寿屋（うすや）』とし、『松風』と『福顔』という銘柄を出荷しておりましたが、統制により『福顔』を残し現在にいたっております。

‘飲んで思わずニコニコする上手い酒’ということで命名された『福顔』は、当時まだ酒を量り売りをしていた頃の甕や瓶、代々伝わる屏風にも描かれています。

小林家の菩提寺である下田村森町の長禅寺様には、皇太子殿下の名付け親でもある諸橋轍次博士も眠っています。文学を愛し、郷里を愛した博士は、福顔をこよなく愛し、郷里に帰ってくると飲むのを楽しみにしてくださいました。

三条・下田の自然や人々の中で育まれてきた福顔のお酒は、素材や人を大切に、伝統を重んじて真面目な手づくりに徹しています。様々な困難に遭遇しながらも伝統の技と心を継承してまいりました。今後も、理念である‘お客様の立場にたって価値ある商品造りを目指す’ために、努力を重ね皆様の心に残る酒造りを続けてゆきたいと、一心に歩み続けております。

造り酒屋である小林家に古くから伝えられていたこの盃と銚子は、婚礼などの祝い事に使うものです。

盃は三つ組みの輪島塗です。絵柄には松竹梅と鶴亀が描かれています。一対の銚子は鉄製で、扇や帆掛け舟、松、つるには海老の細工が施されています。

（福顔酒造HPより引用）