2017.09.21

佐渡の表玄関に位置し、美しい風景の中、自然の恵みを受け、美酒を醸し出しています

「天領盃」醸造元、天領盃酒造式会社は佐渡の表玄関に位置し、美しい風景の中自然の恵みを受け、美酒を醸し出しています。
業界最高峰の鑑評会「全国新酒鑑評会」において、5年連続「金賞受賞」の栄誉に輝いています。またロンドンで開催された日本酒国際コンクール大吟醸部門で堂々の第1位の栄冠を得ました。良質なお酒を造り続けることでお客様に高く評価され、近年は銘柄より酒質を重視されるお客様に指示されております。

蔵の歴史・銘柄の由来
昭和58年、企業合同により設立した蔵です。江戸中期の創業の蔵元も加わっているので、酒造歴史そのものは古いです。江戸時代佐渡金山は栄え、佐渡は江戸幕府直轄の領土であり、佐渡は天領の地であったことから、天領の地で飲まれる酒で「天領盃」と命名されました。

原料米
名峰金北の裾野に広がる一帯は、豊富な雪どけ水に恵まれ、また寒暖の差が大きい為美味しい米の産地として全国に名を轟かせております。この好条件で栽培された酒米が使用されています。

仕込水
佐渡にそびえる名峰金北山の頂きはと遠くシベリアからの冷たい季節風と共に大量の冠雪をもたらします。
この雪が四十年もの長い年月を経て大地に染み透りやがては清冽な伏流水を生み出します。環境に侵されることなく神秘の世界を通ってきた水が今ここに甦り、仕込み水に使用されます。

蔵元のこだわり
大地から生まれた米と水が、醸造微生物の生命力をかりて、人の技で酒となって生まれ変わります。
麹と酵母の語りかけに耳を研ぎ澄まし、また語りかけながら1本1本に注がれる熱い思い入れを込めて醸し出しております。

価格ばかりが取り沙汰される今日、食文化の粋である日本酒の扱いが粗雑になってきています。
日本酒の「味わい」「深み」の奥深さは、いつかきっとわかってくれるはずです。

日本人である以上、受け継がれた歴史から生まれた日本酒の旨さを守り醸し出しております。
全国新酒鑑評会５年連続金賞受賞という栄誉を受けて期待に添うべく、皆様に喜ばれるお酒を造り続ける努力をいたします。

蔵元の方針
高級化、本物指向、個性化を求める消費者ニーズを反映し、蔵のこだわりは「価格を超えた品質であること」を常に考え、1本1本に注がれる熱い思いを込めて送り出しています。