2020.05.19

肥沃な大地で育てられたお米と北アルプス山麓の清冽な水を用いて、精魂込めて純粋なる味を醸し上げました。

市野屋が酒造業として創業したのが、慶応元年(西暦1865)と伝えられています。

北アルプスのふもと、北の安曇野の地で155余年清酒造りに励んでまいりました。
明治時代に建てられた蔵内で、令和元年酒造年度において、杜氏交代に伴い、機械を使った普通酒中心の生産方式ではなく、基本の洗米に始まり、最も重要な麹作りと酒母工程、三段仕込に至るまで、全ての工程を手作りに戻しました。

当蔵のある大町市は北アルプスの麓に位置し、仕込水に使用している「女清水」は、標高900mの里山・居谷里の湧水です。
湧水が湧き出る居谷里の池の周辺は、緑のダムとも言える豊かな植物が生い茂り、天然の濾過材となり、長い時間をかけて水はゆっくり濾過されて、地上に蕩々と湧き出ています。

そのまま飲んでも美味しい水を使って、地元大町市や長野県内で栽培された美山錦・
ひとごこち・山恵錦・しらかば錦といった長野県オリジナルの酒造好適米を贅沢に使用し、手作りで丁寧にお酒にしています。

そのまま飲んでも美味しい水を使って、地元大町市や長野県内で栽培された美山錦・
ひとごこち・山恵錦・しらかば錦といった長野県オリジナルの酒造好適米を贅沢に使用し、手作りで丁寧にお酒にしています。

私どもは、創業慶応元年の歴史に甘えることなく、極限を目指し永遠に前進を続けます。